認定看護師の役割は特定の看護分野における高水準の看護実践や質の向上を行うことです。その役割は具体的には実践・指導・相談の3つに大別されます。実践はそのままの意味であり、指導は認定された専門的な看護を看護職に指導することです。看護職からの特定分野に関する相談を受けることも認定看護師の大きな役割となります。
専門看護師の役割は個人や家族といった特定の看護対象に高水準の看護ケアを行うために実践や指導を行い技術向上に努めることです。その役割は認定看護師とは少し異なり、実践・相談・教育・調整・研究・倫理調整の6つに分かれます。教育や研究は専門看護師特有のものであり、現場での研究・教育活動となります。調整と倫理調整については、調整は看護を行うために保健看護福祉に携わる人々のコーディネートを行うこと、倫理調整は個人や家族を守るために倫理的問題・葛藤の解決を図ることを指します。
専門看護師の分野は小児看護・老人看護・地域看護などのカテゴリー分けとなっており、対して認定看護師の分野はがん性疼痛看護・認知症看護・透析看護などのカテゴリー分けになっています。この2つの資格者は全国的に網羅されているとは言えず、特に専門看護師は全国でも250人にも届きません。熊本県でも認定看護師は存在しない分野が複数あり、専門看護師に至っては2人しか登録されていない現状で、普及が望まれる状況であるといえます。


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